トーマ班
沖縄で多発する細菌感染症レプトスピラ症:げっ歯類持続感染機構の解明

10月10日、本島北部の河川でレプトスピラ症に関する水質調査

10月10日(月・祝)、本研究班にてレプトスピラ症を研究しているトーマ・クラウディア(琉球大学大学院医学研究科細菌学講座助教)、山口孝治(同研究員)、松本亜里奈(同学部生)、児玉光也(同医学部保健学科国際地域保健学教室)は、小泉信夫氏(国立感染症研究所)、久高潤氏(沖縄県環境衛生研究所)とともに、レプトスピラ症が多く発生している県北部の河川状況を視察し、サンプル採取した。今後、本研究班共同研究者である新潟大学や神戸大学の研究者らとともに、採取した水を用い、環境DNAを測っていく予定。





レプトスピラ症の臨床研究を開始しました

 「レプトスピラ症の迅速診断法の開発
 この臨床研究はレプトスピラ症を早期発見するための診断法の開発を目的としています。レプトスピラ症の確定診断には時間と高度な専門技術が必要とされているのが現状です。また、レプトスピラ症の臨床診断は難しいため、医療現場では特異性及び検出感度の高い、簡便迅速な診断キットの開発が期待されています。早期発見、早期治療は重症化を防ぐための重要なポイントであるため、細菌学講座では本研究を行っています。
 本研究では、レプトスピラに感染した疑いのある患者さんより尿の診断検査を終えた後に、新規目的タンパク質を標的とした研究を行います。沖縄県衛生環境研究所と共同研究を行っており、レプトスピラの検査が行われた患者さんの尿とデータを匿名化した上で、新規タンパクの研究を行います。本研究で収集されるデータには個人情報は含まれないように配慮しております。本研究の成果により、臨床現場でレプトスピラ症が迅速に診断可能になることが期待できます。


実施責任者:トーマ クラウディア

琉球大学 大学院医学研究科 細菌学講座
〒903-0215 沖縄県西原町上原207番地
TEL:098-895-1124
FAX:098-895-1408
E-mail: claudia@med.u-ryukyu.ac.jp

9月1日 山口研究員が若手奨励賞を受賞

山口研究員が第69回日本細菌学会九州支部会で「病原性レプトスピラの腎臓内における長期感染のメカニズム解析」を発表し、若手奨励賞を受賞しました。